べんりワザ・作業環境をととのえる

端子が足りない・容量が足りないを解決する

最近のノートパソコンはUSB-C端子が2つだけ。モニターもSDカードも挿せない問題は、ハブかドックで解決します。選ぶときに見る3つのポイント(給電・映像・転送速度)と、作業用の外付けSSDまでをまとめました。

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最近のノートパソコンはUSB-C端子が2つだけというモデルが当たり前で、モニター・SDカード・USBメモリを同時に使おうとすると足りません。この記事では、ハブとドックの違い、選ぶときに必ず見る3つのポイント、そして「保存先が足りない」を解決する外付けSSDまでをまとめます。

ハブとドック、どちらが向いているか

  • USBハブ……手のひらサイズ。カバンに入れて持ち歩ける。ノートPCから電源をもらって動く
  • ドッキングステーション……机に据え置き。専用の電源アダプタを持ち、帰ってきてケーブル1本挿すだけでモニター・キーボード・LANが全部つながる

持ち歩きが多いならハブ、家の机が定位置ならドックです。両方を1つで済ませたいなら、ハブが取り外せるドックという選択肢もあります。

選ぶときに見る3つのポイント

1. 映像は「解像度+Hz」で書いてあるか

「HDMI対応」だけの表記では足りません。4K/60Hz対応4K/30Hz対応は別物で、30Hzだとマウスの動きがわずかにカクつきます。フルHDのモニターなら気にしなくてよいポイントですが、4Kモニターにつなぐなら必ず確認してください。

2. 給電(パススルー充電)のワット数

ハブ経由でノートPCを充電する場合、ハブが通せるワット数が上限になります。「100W USB PD対応」と書かれていれば、13〜16インチクラスのノートPCでも充電しながら使えます。

3. データ転送は5Gbpsか10Gbpsか

USBメモリやSDカードの読み書き程度なら5Gbpsで足りますが、外付けSSDを速く使いたいなら10Gbpsのポートが必要です。数字が書かれていない製品は、たいてい遅いほうです。

持ち歩く:USBハブ

Anker Nano USB-C ハブ(7-in-1, 4K, HDMI)

まず1つ買うならこのクラス。4K/60Hz対応のHDMI・USB-A・SDカードスロットが手のひらサイズに入っていて、ケーブルが本体一体型なので忘れ物になりません。

Anker Nano USB-C ハブ(7-in-1, 4K, HDMI)

Anker USB-C ハブ(7-in-1, Dual Display)

モニターを2枚つなぎたい人向け。10Gbpsの高速ポートと100Wの給電に対応しているので、外付けSSDを挿しながらノートPCを充電しても足を引っぱりません。

Anker USB-C ハブ(7-in-1, Dual Display・100W給電対応)

机に据え置く:ドッキングステーション

Anker Nano ドッキングステーション(13-in-1)

ハブ部分が取り外せるドック。家では机の上のドックに1本挿すだけ、出かけるときはハブだけ持っていく、という使い分けができます。ポート数が多いので、モニター・有線LAN・キーボード・SSDを常設したままにできます。

Anker Nano ドッキングステーション(13-in-1・着脱式USB-Cハブ)

保存先を増やす:外付けSSD

制作したサイトのデータ、写真素材、バックアップ。ノートPCの容量は思ったより早く埋まります。1TBあれば学習用途では長く困りません。

SanDisk エクストリーム ポータブルSSD

手のひらに収まるサイズで、防滴・防塵のタフな造り。カラビナ用の穴が空いていて持ち運びに強いのが特徴です。読み出し最大1050MB/秒で、素材のコピーを待つ時間がほとんどありません。

SanDisk エクストリーム ポータブルSSD 1TB(SDSSDE61・防滴防塵)

Samsung ポータブルSSD T7

クレジットカードほどの面積で薄いのが強み。金属ボディで放熱がよく、鞄のポケットに入れて毎日運ぶ用途に向きます。

Samsung ポータブルSSD T7 1TB(USB 3.2 Gen2)

モニター1枚だけなら、ケーブル1本でいい

つなぐ相手がモニターだけなら、ハブを買わずにUSB-C→HDMIのケーブル1本で済みます。変換アダプタとHDMIケーブルの2つを持つより、接点が減って不調も起きにくくなります。

Anker Nano USB-C & HDMI ケーブル(4K・高耐久ナイロン)

つなぐモニターそのものの選び方はこちらです。

べんりワザ画面を2つにして学習のスピードを上げよう画面を2つにして学習のスピードを上げよう——サイズ・解像度・接続の選び方

まとめ

  1. 持ち歩くならハブ、机が定位置ならドック
  2. 映像は「4K/60Hz」など解像度とHzの両方が書かれているかを確認する
  3. ノートPCを充電しながら使うなら100W USB PD対応を選ぶ
  4. 外付けSSDを速く使うには10Gbpsのポートが必要
  5. つなぐ相手がモニター1枚だけなら、USB-C→HDMIのケーブル1本が最短

端子まわりの不満は、たいてい数千円で解決します。

よくある質問

USBハブとドッキングステーションは何が違いますか?
持ち運ぶ前提の小型が「ハブ」、机に置いたままケーブル1本でノートPCとつなぐ据え置きが「ドッキングステーション」です。ドックは電源アダプタを内蔵していて、つないだ機器への給電が安定するぶん本体は大きく高価になります。
安いUSBハブでも大丈夫ですか?
映像を出さない用途(マウス・キーボード・USBメモリ)なら安いものでも困りません。モニター出力とノートPCへの給電(パススルー充電)を任せる場合は、対応解像度・リフレッシュレートと給電ワット数が明記された製品を選んでください。ここを省いた製品は「映らない」「充電が遅い」の原因になります。
外付けSSDと外付けHDD、どちらを買うべきですか?
作業用に持ち歩くならSSDです。読み書きが速く、落下や振動に強く、軽量です。HDDは同じ容量あたりの値段が安いので、動かさない長期バックアップ用として使い分けるのが合理的です。
ハブが熱くなるのは故障ですか?
映像出力や高速転送をしているとき、金属ボディのハブがぬるく〜熱くなるのは正常な範囲です。ただし熱くなると通信が不安定になる製品もあるので、動作が途切れる場合は通気のある置き方に変える、給電つきのドックに替えるといった対処が有効です。