べんりワザ・見た目をワンランク上げる

無料の写真・イラスト素材サイト

ページに写真やイラストが1枚入るだけで、見た目はぐっと“それっぽく”なります。無料で使えるイラスト・写真の素材サイトをタイプ別に画面つきで紹介。ライセンス(使っていい範囲)の見方もまとめました。

文字だけのページに写真やイラストを1枚のせるだけで、見た目は一気に“ちゃんとしたページ”に近づきます。ここでは無料で使えるイラスト・写真の素材サイトを、やりたいこと別に画面つきで紹介します。ピンときたものをブックマークしておきましょう。

タイプ1:イラスト(やわらかい雰囲気に)

写真より気軽で、ページをやさしい印象にしてくれるのがイラスト。人物から季節・行事まで、なんでもそろいます。

いらすとや

なんでもそろう定番中の定番。日本のイラスト素材といえばここ。

いらすとやの画面。かわいいタッチのイラストがカテゴリごとにたくさん並んでいる
「〇〇 イラスト」で検索すれば、たいていのものが見つかります。まずここを見れば間違いなし。

1つだけ覚えておきたいのが点数の条件で、商用利用は1つの制作物につき20点までが無料。21点以上使う商用デザインは有償対応になります(個人の練習や非商用なら点数の制限はありません)。

いらすとや

unDraw

色を自由に変えられる、おしゃれなイラスト集。

unDrawの画面。すっきりした線のイラストが並び、上のバーで色を選べるようになっている
上の色ボタンで、イラストの色をページに合わせて変えられます。会員登録もいりません。

unDraw

Loose Drawing

“ゆるい”手描き風イラストがそろう。

Loose Drawingの画面。線がゆるくて親しみやすいイラストがカテゴリ別に並んでいる
やわらかい雰囲気を出したいときに。色も選んでダウンロードできます。

Loose Drawing

ソコスト

シンプルで使いやすい、商用OKのイラスト集。

ソコストの画面。すっきりしたタッチの人物や物のイラストがタイル状に並んでいる
色や表情を選んでダウンロードできます。クセが少ないので、どんなページにもなじみます。

ソコスト

タイプ2:写真(本格的な見た目に)

ページ上部の大きな画像や背景には、写真が映えます。高画質でおしゃれな写真が無料で手に入ります。

Unsplash

高画質でおしゃれな写真の宝庫。世界中で使われる定番。

Unsplashの画面。上に検索欄、下に高画質な写真がしきつめられるように並んでいる
英語で検索するとより多く見つかります(catcoffee など)。クレジット表記なしで使えます。

Unsplash

Pexels

写真も動画も無料。日本語で検索できる。

Pexelsの画面。日本語の検索欄と、きれいな写真がグリッド状に並んだ様子
日本語の検索に対応していて探しやすいです。Unsplashと合わせて見ると選択肢が広がります。

Pexels

ぱくたそ

日本の人物・日常の写真が豊富。

ぱくたその画面。日本の人物や暮らしの様子をとらえた写真が並んでいる
日本人モデルの写真や身近なシーンが多く、会員登録なしでダウンロードできます。

ぱくたそ

写真AC

日本最大級の写真素材サイト。ジャンルが幅広い。

写真ACの画面。検索欄と、さまざまなジャンルの写真がずらりと並んでいる
数の多さは日本最大級。ただし無料会員には1日9点まで(M・LサイズやPSDは1日1点まで)、キーワード検索は1日4回までという制限があるので、狙いを定めてから使うのがコツです。

写真AC

タイプ3:たくさんのサイトをまとめて探す

1つずつサイトを回るのが大変なときは、複数の素材サイトをまとめて検索できる道具が便利です。

O-DAN(オーダン)

日本語で入れると、海外の無料写真サイトをまとめて検索してくれる。

O-DANの画面。日本語の検索欄の下に、複数の海外サイトから集めた写真が横断して並んでいる
Unsplashなどいくつものサイトを一度に、しかも日本語で検索できます。写真探しの最初の一歩に。

O-DAN

使うときの注意:ライセンスを見る

無料でも、使っていい範囲(ライセンス)はサイトごとに決まっています。難しく考えず、次の3つだけ頭のすみに置いておきましょう。

見るところ何を確かめる
商用OKかお店や仕事のページでも使えるか(練習だけなら気にしすぎなくてOK)
クレジット表記「作者の名前を書いてね」というサイトもある
加工・再配布色を変えたり切り抜いたりしていいか

多くのサイトは「無料・クレジット表記なしでOK」ですが、サイトによって条件はばらばらです。点数の上限があるところ(いらすとやは商用21点以上で有償)、1日にダウンロードできる数が決まっているところ(写真AC)、人物の写真に追加のルールがあるところも。使う前に、そのサイトの「利用規約」や「ライセンス」のページをのぞいてみましょう。

alt属性は具体的に書く

画像を貼るときのalt属性には、「イラスト」「写真」だけでなく、その画像が何を表しているかを書きます。

<img src="illustration.png" alt="デスクでノートパソコンを操作する人のイラスト">

具体的に書いておくと、画像が読み込めなかったときの代わりの文章になるだけでなく、目の不自由な人が読み上げソフトで内容を理解する手がかりにもなります。素材サイトのファイル名をそのまま使わず、自分の言葉で説明を添えましょう。

アクセシビリティ伝わるaltの書き方どう書けば伝わるaltになるか、判断に迷う場面ごとの書き分けはこちら

ダウンロードしたら、軽くしてから使う

写真ファイルはデータが大きいことが多く、そのまま使うとページの表示が重くなります。使う前に、画像を軽くしてくれる道具を通しておくと安心です。

TinyPNG

ドラッグするだけで、見た目そのままにファイルを軽くしてくれる。

TinyPNGの画面。パンダのロゴと、画像をドラッグ&ドロップするエリアがある
圧縮した前後のファイルサイズが並んで表示され、どれだけ軽くなったか一目で分かります。

TinyPNG

Squoosh

Googleの画像圧縮ツール。細かく調整もできる。

Squooshの画面。中央で画像を左右に分け、圧縮前と圧縮後を見くらべられるようになっている
スライダーで画質とサイズのバランスを見ながら調整できます。

Squoosh

べんりワザ画像を軽くしてページを速くする何KBを目指せばいいかの目安と、圧縮ツールのくわしい使い方はこちらべんりワザ画像形式の選び方(JPG・PNG・WebP・SVG)JPG・PNG・WebPなど、どの形式で保存すればいいか迷ったらこちら

まとめ

  1. 素材サイトはやりたいこと別に選ぶ——イラスト / 写真 / まとめて探す
  2. 迷ったら、いらすとや(イラスト)とUnsplash(写真)から
  3. 使う前にライセンスを確認し、画像は軽くしてから置く

写真やイラストが1枚あるだけで、ページの完成度はぐっと上がります。

よくある質問

フリー素材は本当に無料で商用にも使える?
サイトごとにルールが違います。多くは商用利用も無料ですが、まれに「クレジット表記が必要」「加工禁止」などの条件がある素材もあります。使う前にそのサイトの利用規約やライセンスページを確認する習慣をつけると安心です。
素材のalt属性には何を書けばいい?
その画像が何を表しているかを具体的に書きます。「イラスト」だけでなく「デスクでパソコンを操作する人のイラスト」のように書くと、目の不自由な人にも伝わりやすく、画像検索にも拾われやすくなります。
同じ素材を他の人も使っているか気になる
気になりますが、フリー素材である以上は避けられません。色を変える・トリミングする・組み合わせるなど、一手間加えるだけでもオリジナリティは出せます。文章や配色など、素材以外の部分で個性を出すのも有効です。