べんりワザ・コピペで使えるデザイン素材集

コピペで使えるCSS見出しデザイン集

見出しが変わると、ページ全体が締まって見える。下線・マーカー・ふきだしから、グラデ文字・英字そえまで、定番の見出しデザインを動くデモつきで10個。

素の見出しは、ただの太い文字。ここにひと工夫あるだけで、ページ全体が締まって見えます。この記事は、定番の見出しデザインを動くデモつきで10個まとめました。コピペして、色を自分のテーマカラーに変えるだけです。

CSS枠線で囲ってみる線の引き方(border)そのものの仕組みは、CSSコースのこの回へ

線でひきしめる

シンプルな下線

まずはこれ。下に1本、テーマカラーの線を引くだけで「見出しらしさ」が出ます。

.heading {
  border-bottom: 3px solid #ff8a3d;
  padding-bottom: 8px;
}

padding-bottomで文字と線の間に少しすき間をあけるのがコツです。

左に縦線

線を左に立てると、きりっとした印象に。ビジネス系・お知らせ系のサイトの定番です。

.heading {
  border-left: 6px solid #ff8a3d;
  padding-left: 14px;
}

border-leftの太さとpadding-leftはセットで調整します。線を太くしたら余白も広げると、文字が線にくっつきません。線を#dddのようなグレーにして文字色だけテーマカラーにすると、ぐっと落ち着いた印象になります。

二色の下線

薄い線を全体に引き、左端だけテーマカラーを重ねる——ちょっと上級に見えて、じつは数行です。

.heading {
  position: relative;
  border-bottom: 3px solid #eee;
  padding-bottom: 8px;
}
.heading::after {
  content: "";
  position: absolute;
  left: 0;
  bottom: -3px;
  width: 60px;
  height: 3px;
  background: #ff8a3d;
}

::afterは「要素のうしろに、CSSだけで飾りをひとつ足す」道具。widthを変えると色つき部分の長さが調整できます。

中央に短いアクセント線

中央ぞろえの見出しには、下に短い線をちょこんと。やわらかい雰囲気のサイトに合います。

.heading {
  text-align: center;
}
.heading::after {
  content: "";
  display: block;
  width: 44px;
  height: 4px;
  margin: 10px auto 0;
  border-radius: 2px;
  background: #ff8a3d;
}

塗りでめだたせる

蛍光マーカー

文字の下半分にだけ色をしく、蛍光ペン風。グラデーションを「上半分は透明」にするのがタネです。

.heading {
  display: inline;
  background: linear-gradient(transparent 60%, #ffe066 60%);
}

60%の数字を小さくするとマーカーが太く、大きくすると細くなります。display: inlineがポイントで、こうしておくと折り返した2行目にもマーカーが続きますblockのままだと、文字ではなく箱ごと塗られてしまいます)。

背景帯

見出し全体に色をしいて、角を丸く。章の区切りがはっきりします。

.heading {
  color: #fff;
  background: #ff8a3d;
  padding: 10px 18px;
  border-radius: 8px;
}

この帯は横幅いっぱいに広がります。章の区切りにはこのままが向きますが、文字の長さで止めたいときはdisplay: inline-blockを足してください。

ふきだし

下向きの三角を足すと、しゃべっているようなふきだしに。子ども向け・カジュアルなページで活躍します。

.heading {
  display: inline-block;
  position: relative;
  color: #fff;
  background: #ff8a3d;
  padding: 10px 22px;
  border-radius: 999px;
}
.heading::after {
  content: "";
  position: absolute;
  left: 32px;
  bottom: -8px;
  border: 8px solid transparent;
  border-top-color: #ff8a3d;
  border-bottom: none;
}

三角の正体は「borderの片側だけ色をつけた四角」。leftでしっぽの位置を動かせます。

display: inline-blockが要るのは、<h2>がそのままだと横幅いっぱいに広がってしまうから。これを付けると文字の長さぴったりまで縮んで、ようやく「ふきだし」らしい形になります。

ワンランク上の演出

両側に線

中央の文字の左右から線が伸びる、記念日・特集ページ風。flexで「線・文字・線」を並べています。

.heading {
  display: flex;
  align-items: center;
  gap: 16px;
}
.heading::before,
.heading::after {
  content: "";
  flex: 1;
  height: 2px;
  background: #ff8a3d;
}

::before::afterの線がflex: 1で左右の残り幅いっぱいに伸びる、という仕組みです。

グラデーション文字

文字そのものをグラデーションで塗る、主役級の演出。トップページの大見出しに1つだけ使うと効果的です。

.heading {
  background: linear-gradient(135deg, #ff8a3d, #ff5e78);
  -webkit-background-clip: text;
  background-clip: text;
  color: transparent;
}

仕組みは「背景のグラデーションを、文字の形で切り抜く」。color: transparentで元の文字色を消すのを忘れずに。

英字をそえる

日本語の見出しの下に小さな英字。おしゃれなカフェ・ポートフォリオサイトの定番です。

.heading span {
  display: block;
  margin-top: 4px;
  font-size: 12px;
  letter-spacing: 3px;
  color: #ff8a3d;
}

HTMLは<h2>じこしょうかい<span>PROFILE</span></h2>のように、英字を<span>で入れておくだけ。letter-spacing(字間)を広げると、ぐっとそれらしくなります。

色をまとめて差し替える

この記事の見本はぜんぶオレンジ(#ff8a3d)ですが、実際は自分のテーマカラーに変えて使います。使う場所が増えてきたら、色に「あだ名」を付けておくと、1か所の変更でページ中の見出しにまとめて効きます。

:root {
  --main-color: #ff8a3d;   /* ここを変えるだけで全部変わる */
}
.heading {
  border-bottom: 3px solid var(--main-color);
}
.heading::after {
  background: var(--main-color);
}

--main-colorが色のあだ名(CSS変数)、var(--main-color)があだ名で呼び出す書き方です。見出し・ボタン・リンクで同じ変数を使い回すと、サイト全体の色が1行で着せ替えられます。

見出しが変になるときのチェックリスト

コピペしたのに見た目がおかしいときは、たいてい次のどれかです。

  • ::afterの飾りが出ないcontent: ""を書き忘れていませんか?空でも必須です
  • 飾りの位置がずれる・あらぬ場所に飛ぶposition: absoluteを使う型は、見出し側にposition: relativeが必要です
  • マーカーが文字ではなく見出し全体を塗るdisplay: inlineになっていますか?blockだと箱ごと塗られます
  • 上下の余白がちぐはぐh2にはブラウザ標準のmarginが付いています。margin: 40px 0 16pxのように自分で決めると整います

まとめ

  1. 迷ったら下線か左縦線——数行で「見出しらしさ」が出る、失敗しない2つ
  2. ::before/::afterを覚えると、HTMLを変えずに飾り(線・三角・アクセント)を足せる
  3. 派手な演出(グラデ文字・ふきだし)はページに1〜2か所にしぼると上品にまとまる
べんりワザコピペで使えるCSSボタンデザイン集見出しがきまったら、次はボタン。コピペで使えるボタンデザイン集へ

同じ本文でも、見出しの装いひとつで「作りこまれたページ」に見えます。まずは1つ、テーマカラーで試してみてください。

よくある質問

::afterの飾りが表示されないのはなぜ?
いちばん多い原因はcontentの書き忘れです。中身が空でも content: "" は必須です。position: absoluteで位置を決めるタイプは、見出し側にposition: relativeも必要です。
蛍光マーカーは行の折り返しで途切れない?
display: inlineにしてあれば、折り返した2行目にもマーカーが続きます。display: blockやinline-blockに変えると文字ではなく箱ごと塗られてしまうので、マーカー風にしたいときはinlineのままにします。
見出しのデザインはページ内で統一するべき?
同じ階層の見出し(h2どうしなど)は同じデザインにそろえるのが基本です。h2は目立つ飾り、h3はシンプルな飾りのように階層で強さを変えると、文章の構造が見た目からも伝わります。