サイトを公開するとき、shimachan.comのような自分だけの住所を持てるのが独自ドメインです。取ること自体は10分でできますが、名前は一度決めたら変えられず、料金には初心者が必ず引っかかる罠がひとつあります。取得ボタンを押す前に知っておくべきことをまとめました。
独自ドメインってなに?
ドメインは、Webサイトの「住所」にあたる文字列です。無料のホスティングやブログではshimachan.pages.devのようなサービス名入りの間借り住所が発行されますが、独自ドメインを取るとshimachan.comという一戸建ての住所になります。
持つメリットは3つ。
- 信頼感——名刺や検索結果でちゃんとして見える。企業サイトならほぼ必須
- 引っ越しに強い——サーバーやサービスを乗り換えても、住所はそのまま持っていける
- 独自メールアドレス——
[email protected]のようなメールアドレスが作れる
名前の決め方——あとから変えられない
ドメイン名は早い者勝ち・変更不可。決める前にこの4つをチェックしてください。
- 短く・打ちやすく——口頭で伝えられる長さに。ハイフンや紛らわしい綴りは避ける
- サイト名と揃える——「ぴよぐらみんぐ」なら
piyogramming.comのように、名前とURLが一致すると覚えてもらえる - 商標・有名サービス名を含めない——トラブルのもとです
- SNSのアカウント名も同時に確認——同じ名前でX・Instagramが取れるかを先に見ておくと、ブランドがそろいます
.comと.jp、どれを選ぶ?
.comや.jpの部分にも種類があります。実用上の選び方はシンプルです。
| 種類 | 特徴 | 更新料の目安(年) |
|---|---|---|
.com | 世界標準の定番。迷ったらこれ | 1,500〜2,000円前後 |
.net | .comの次に定番 | 1,500〜2,000円前後 |
.jp | 日本の住所。信頼感重視の企業に人気 | 3,000円前後 |
.blog・.siteなど | 新しめ。個性は出るが更新料に幅 | ものによる |
個人なら.com、日本の企業サイトなら.jpも検討、が定番の判断です。
もうひとつ、申し込み時に「Whois情報公開代行」(登録者情報を代行会社名義にしてくれる設定)が無料なら必ずオンに。自分の名前や住所が世界に公開されるのを防げます。
どこで取る?定番サービス3選
ドメインを売っているのが「レジストラ(登録事業者)」。定番3社なら、どこで取っても品質の差はほぼありません。管理画面の好みと、使うサーバーとの相性で選びましょう。
Xserverドメイン
エックスサーバーが運営するドメインサービス。更新料の安さを看板にしていて、長く持つほど差が効いてきます。エックスサーバーを使うなら、管理が同じ画面にまとまるのも楽です。

お名前.com
国内シェア最大の老舗(GMO運営)。扱っているドメインの種類が圧倒的で、珍しいトップレベルドメインもまず見つかります。キャンペーンの安さも魅力ですが、更新料とオプションのチェックはお忘れなく。

ムームードメイン
GMOペパボ運営の、初心者に人気のサービス。管理画面のやさしさに定評があり、同じペパボのロリポップやヘテムルとの連携設定がかんたんです。ロリポップでサーバーを借りるなら第一候補。

いちばんお得なのは「サーバーとセット」
じつは、レンタルサーバーの多くが「契約中はドメイン無料」の特典を用意しています(エックスサーバー・ConoHa WINGは2個無料など)。WordPressなどでサーバーを借りる予定があるなら、単体で取るよりセット特典のほうが総額で安くなることがほとんどです。
べんりワザおすすめレンタルサーバー比較サーバー選びとドメイン特典の比較は、こちらの記事へ逆に、無料ホスティングで公開する静的サイトに住所だけ付けたい場合は、上の3社で単体取得→接続、という流れになります。
まとめ
- 独自ドメインは変更不可・早い者勝ち——短く、サイト名と揃えて、SNS名も同時に確認してから取る
- 料金は更新料を見る——「取得0円」より2年目以降が本体。Whois公開代行も忘れずオン
- サーバーを借りる予定があるならセット特典が最安、単体ならXserverドメイン・お名前.com・ムームードメインの定番3社で
住所が決まると、サイトは急に「自分のもの」らしくなります。名前だけは焦らず、じっくり選んでください。