前に <img> で画像を表示しました。今回はもう一歩。写真や図に、「これは何の画像か」という説明(キャプション)を、きちんとセットで添える方法を学びます。図鑑やニュースの写真の下に、小さな文字で説明がついていますよね。あれです。
figureの書き方
<img> を <figure> で囲み、その中に <figcaption> で説明を足します。
<figure>
<img src="/shima.jpg" alt="雪の上のシマエナガ">
<figcaption>雪の妖精とよばれるシマエナガ</figcaption>
</figure>読み解くとこうです。
| タグ | 意味 |
|---|---|
<figure> | 図(画像)と説明をまとめる“いれもの” |
<img> | いつもの画像タグ |
<figcaption> | figure caption、画像の説明文 |
多くのブラウザでは、<figcaption> の文字が画像のすぐ下に、キャプションとして表示されます。「画像」と「その説明」が、ひとかたまりだと伝わるのがポイントです。
altとfigcaptionはどう違う?
「あれ、alt も説明じゃなかった?」と思うかもしれません。役割がちがいます。
| 説明のしかた | どんな説明 |
|---|---|
alt | 画像が表示できないときの代わりの文字。読み上げソフト向け |
<figcaption> | みんなに見える、画像に添えるキャプション |
alt は「見えない人・出せないとき」のための説明、<figcaption> は「見える人みんな」への説明。両方あってよい、役割ちがいの説明文です。
<figure> で囲むメリットはもうひとつあります。画像と説明文をただ並べて置くのと、<figure> でひとまとまりだと宣言するのとでは、読み上げソフトの伝わり方が変わります。ただ並んでいるだけだと「画像」「別の文章」と別々に読まれますが、<figure> の中にあれば「この説明は、この画像に対応するもの」と伝わります。見た目は同じでも、意味のつながりが強くなるのです。
画像を複数まとめることもできる
<figure> の中に入れられる画像は1枚とは限りません。見比べてほしい写真が2枚あるなら、両方を1つの <figure> にまとめ、<figcaption> はひとつだけ添えれば十分です。
<figure>
<img src="/shima-summer.jpg" alt="夏毛のシマエナガ">
<img src="/shima-winter.jpg" alt="冬毛のシマエナガ">
<figcaption>夏毛(左)と冬毛(右)のシマエナガ</figcaption>
</figure>「1枚ずつfigureを作る」のではなく、「関連する画像をまとめて、説明はまとめて1つ」。これもfigureとfigcaptionがセットだからこそできる書き方です。
このレッスンのまとめ
- 画像と説明のセットは
<figure>でまとめる - 説明文(キャプション)は
<figcaption>で書く alt(見えないとき用)と<figcaption>(みんなに見える)は役割ちがい
