HTML・ページ全体を組む

headの中身をそろえよう

画面には出ないけれど、文字化け・スマホ表示・検索結果・タブのアイコンを左右する大事な設定。headに入れるものを、ひととおりそろえよう。

「じゅんび」で、<head>裏方の情報を書く場所——画面には出ない——と習いました。今回はその中身を整えます。目には見えないけれど、文字化けを防いだり、スマホできれいに見せたり、検索結果やタブを整えたりする、とても大事なコーナーです。

文字化けを防ぐ charset

まず最初に置きたいのがこれ。日本語が □□□譁�怜喧 に化けるのを防ぐ、いちばん大事な1行です。

<meta charset="UTF-8">

「この文書はUTF-8という文字の種類で書いてあるよ」とブラウザに伝えます。これが無い(またはまちがっている)と、ブラウザが文字の種類を読みちがえて、日本語が記号の羅列に化けてしまうことがあります。おまじないとして、<head> のいちばん上に置きましょう——ブラウザは上から読むので、文字の種類は最初に伝えるのが安全です。

スマホ対応の viewport

これが無いと、スマホで開いたときに文字が極小になってしまいます。スマホは、viewportの指定が無いページを「パソコン向けに作られた昔のページ」とみなして、広い画面をぎゅっと縮小して表示しようとするからです。スマホの画面幅に合わせて表示させる1行がこれ。

<meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">

width=device-width が「ページの幅は端末の画面幅に合わせてね」、initial-scale=1 が「拡大も縮小もしないでそのまま出してね」という意味。中身は少し長いですが、まるごとコピペでOK。意味を暗記する必要はありません。

タブと検索結果に出る titledescription

<title> はタブや検索結果に出る見出しmeta description はその下に出る説明文です。

<title>しまちゃんのホームページ</title>
<meta name="description" content="しまちゃんの、はじめてのじこしょうかいホームページ。">

description は検索順位を直接上げるものではありませんが、検索結果で「このページには何が書いてあるか」を伝えるお店の看板のような文。ページの中身がひとことで伝わる文にしておくと、見つけてもらいやすくなります。

タブの小さなアイコン favicon

ブラウザのタブに出る、あの小さなアイコン。あれを favicon(ファビコン)と呼びます。用意した画像を public フォルダに置いて、headからこう指定します。

<link rel="icon" href="/favicon.png">

<link> は「外にあるファイルをheadにつなぐ」タグ。rel="icon"(アイコンとして使うよ)と href(画像の場所)を渡すだけ。これだけで、タブにお気に入りの絵が並びます。

べんりワザファビコンをつけようファビコンの画像そのものの作り方は、絵文字1行の方法もふくめてこちらにまとめています

headに入れるもの早見表

ここまでをまとめると、headの中はこんなラインナップになります。

書くもの役割
<meta charset>文字化けを防ぐ
<meta viewport>スマホ表示を整える
<title>タブ・検索結果の見出し
<meta description>検索結果の説明文
<link rel="icon">タブのアイコン(favicon)
<link rel="stylesheet">見た目のCSSをつなぐ(CSSコースで)

実際に並べると、こうです。

<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
  <title>しまちゃんのホームページ</title>
  <meta name="description" content="しまちゃんの、はじめてのじこしょうかいホームページ。">
  <link rel="icon" href="/favicon.png">
</head>
べんりワザOGPを設定しよう(シェアされたときの見た目)自分のページを公開したら挑戦したい、OGPの設定のしかたはこちらCSSCSSはどこに書くの?早見表のいちばん下、見た目を決めるCSSファイルをつなぐ書き方は、CSSコースのはじめで出会えます

このレッスンのまとめ

  1. <head> は画面に出ない“ページの設定コーナー”
  2. charsetviewporttitledescriptionfavicon を入れておく
  3. 呪文めいた値はコピペでOK——早見表の全体像だけつかめれば十分

やってみよう:しまちゃんページのhead

しまちゃんページの <head> をととのえましょう。文字化けを防ぐ charset、スマホ用の viewport、タブに出る <title>、検索結果の description を入れます。

<head>
  <meta charset="UTF-8">
  <meta name="viewport" content="width=device-width, initial-scale=1">
  <title>しまちゃんのホームページ</title>
  <meta name="description" content="しまちゃんの、はじめてのじこしょうかいホームページ。">
</head>

保存して、ブラウザの タブに「しまちゃんのホームページ」と出れば成功。画面の中は変わりませんが、裏方の申し送りがととのいました。

よくある質問

viewportを書かないとどうなりますか?
スマホがページを「パソコン向けの幅」とみなして縮小表示するため、文字が極小になります。viewportの1行を入れるだけで、スマホの画面幅どおりに表示されます。
meta descriptionは検索順位に影響しますか?
順位への直接の影響はないとされています。ただし検索結果の説明文として表示されるので、内容が伝わる文にしておくとクリックされやすくなります。
faviconが表示されないときは?
hrefに書いた場所と画像のファイル名が合っているかをまず確認しましょう。ブラウザが古いアイコンを覚えていて切り替わらないこともあるので、別のブラウザで開いてみるのも手です。