Git・GitHub・Gitを知る

Gitを入れて、最初の設定をする

WindowsとMacそれぞれのGitの入れかたと、必ず最初にやる名前・メールアドレスの設定までを1本にまとめました。うまく入ったかの確認コマンドと、つまずいたときの対処つきです。

Gitは無料のソフトです。この回でインストールと、必ず最初にやる名前・メールアドレスの設定まで済ませます。ここまで終われば、次の回からすぐコミットを始められます。

まず、もう入っていないか確認する

Macや開発ツールを入れた環境では、Gitが最初から入っていることがあります。ターミナルを開いて次を打ってください。

git --version

git version 2.39.3のようにバージョン番号が出れば、すでに入っています。この回のインストールは飛ばして「名前とメールアドレスを設定する」へ進んでください。

べんりワザターミナルの基本——最初に覚える5つのコマンドそもそもターミナルの使い方が不安な方は、こちらの記事で基本の操作をどうぞ

Windowsに入れる

公式サイトからインストーラーをダウンロードして実行します。

Git公式サイトのインストールページ。Windows・macOS・Linux・Build from Sourceのタブと最新バージョンの表示が並んでいる
Git公式サイトのインストールページ。自分のOSのタブを選ぶと、入手方法が表示されます。

Git公式サイト

インストーラーの設定画面はたくさん出てきますが、基本はすべて初期値のまま「Next」で問題ありません。1か所だけ、選択肢が並ぶ画面で迷ったときの目安を書いておきます。

  • エディタの選択——VSCodeを使っているなら「Use Visual Studio Code as Git’s default editor」を選ぶと後がラク
  • 改行コードの扱い——推奨の「Checkout Windows-style, commit Unix-style」のままでOK

インストールが終わったら、一緒に入るGit Bashというアプリか、VSCodeのターミナルでgit --versionを打って確認します。

Macに入れる

Macでいちばん簡単なのは、Appleの開発ツールをまとめて入れる方法です。ターミナルで次を打ってください。

git --version

Gitが入っていない場合は「コマンドラインデベロッパツールをインストールしますか?」というダイアログが出るので、そのままインストールを押せば完了します。

Homebrew(Mac用のソフト管理ツール)を使っている方は、こちらでも入ります。

brew install git

名前とメールアドレスを設定する

インストールしたら必ずやる設定です。コミットの記録に「誰がやったか」を書き込むために使われます。

git config --global user.name "shima"
git config --global user.email "[email protected]"

--globalは「このパソコン全体の設定にする」という意味です。プロジェクトごとに設定し直す必要はありません。

設定できたか確認するには、次を打ちます。

git config --global user.name
git config --global user.email

打った内容がそのまま表示されれば成功です。

表示を見やすくする設定(任意)

必須ではありませんが、最初に入れておくと後が快適な設定を2つ。

git config --global init.defaultBranch main
git config --global color.ui auto

1行目は、新しく作るリポジトリの基本の枝の名前をmainにする設定です(GitHubの標準に合わせられます)。2行目は、Gitの表示に色を付けて読みやすくする設定です。

このレッスンのまとめ

  1. まずgit --versionもう入っていないか確認する。番号が出れば準備完了
  2. Windowsは公式サイトのインストーラー、Macはgit --versionから案内される開発ツール(またはHomebrew)
  3. インストール後はgit config --global名前とメールアドレスを必ず設定する

よくある質問

Gitのインストールは無料ですか?
無料です。Gitはオープンソースのソフトウェアで、WindowsでもMacでも費用はかかりません。
git configで設定する名前とメールアドレスは公開されますか?
コミットの記録に残るので、GitHubに公開すると他の人からも見えます。本名を出したくない場合は、ニックネームとGitHubが用意する非公開用メールアドレスを使えます。
「command not found: git」と出るのはなぜですか?
インストール直後にターミナルを開いたままだと、まだGitの場所が反映されていないことが多いです。ターミナル(VSCodeのターミナルも)を一度閉じて開き直してください。