べんりワザ・VSCode を速く使う

覚えて得するVSCodeショートカット

保存、コメント、行のコピー、複数カーソル——マウスに手をのばす回数が減るだけで、コーディングのテンポは驚くほど上がります。まずは“よく使う7つ”から。

ショートカットは「知らなくても書ける、でも知ると一気にラクになる」たぐいのものです。全部おぼえる必要はありません。毎日使うものから、少しずつ手になじませるのがコツ。ここでは初心者がまず得する7つを紹介します。

タイプ1:まず手になじませる基本操作

キーボードだけで完結する、いちばん出番の多い操作です。

保存する

⌘ + S / Ctrl + S

いちばん使います。直したら保存。タブに「●」が出ていたら未保存のサイン。困ったらまず保存。

元に戻す・やり直す

⌘ + Z / Ctrl + Z(元に戻す)、⌘ + ⇧ + Z / Ctrl + Y(やり直す)

「あ、消しちゃった」はこれで一発解決。何度でもさかのぼれるので、失敗を恐れず試せます。

なんでも探す(コマンドパレット)

⌘ + ⇧ + P / Ctrl + Shift + P

VSCodeの「なんでも入り口」。ここに機能名を打つと、たいていのことが実行できます。メニューの場所を覚えなくても、名前で呼び出せるのが強みです。

ファイルをすばやく開く

⌘ + P / Ctrl + P

ファイル名の一部を打つだけで、目的のファイルにジャンプ。ファイルが増えてきたときの必須ワザです。

タイプ2:書く・直すを速くする

行単位でまとめて操作できると、打ち直しがぐっと減ります。

コメントのON/OFF

⌘ + / / Ctrl + /

選んだ行を、まとめてコメントにしたり戻したり。「この行、一回消したいけど残しておきたい」ときに便利です。

行をまるごとコピーする

⇧ + ⌥ + ↓ / Shift + Alt + ↓

いま居る行を、下()にそのまま複製します。似た行を何個も書くときに、打ち直さずにすみます。

行を上下に動かす

⌥ + ↓ / Alt + ↓

選んだ行を、上下に“引っ越し”できます。切り取り&貼り付けをしなくても、順番を入れ替えられます。

行をまるごと削除する

⇧ + ⌥ + K / Ctrl + Shift + K

いま居る行を、選択してから消す手間なしに、まるごと1発で削除できます。

タイプ3:複数の場所を同時に編集する

同じ書き換えをあちこちに繰り返すときは、カーソルを増やすのが近道です。

複数カーソルを増やす

⌥ + クリック / Alt + クリック

打ちたい場所を押しながらクリックすると、カーソルが増えます。違う場所に同じ内容を一気に書きたいときの魔法です。

同じ単語をまとめて選ぶ

⌘ + D / Ctrl + D(連打で追加選択)

いまカーソルがある単語と同じものを、押すたびに1つずつ追加で選択していきます。1つだけ名前を変えたいときに向いています。

同じ単語をすべて選ぶ

⌘ + ⇧ + L / Ctrl + Shift + L

いまカーソルがある単語と同じものを、ファイル中すべて同時に選択します。同じクラス名を全部まとめて書き換えたいときはこちら1発で足ります。

全部いっぺんは無理しない! まずは「保存」と「コメントON/OFF」の2つだけ。使ってるうちに指がおぼえるから安心してね

まとめ

  1. ⌘/Ctrl + S(保存)と ⌘/Ctrl + /(コメント)はもう手が動くようにしておく
  2. ⌘/Ctrl + P でファイルを、⌘/Ctrl + ⇧ + P で機能を呼び出せる
  3. 行の複製・移動・削除、複数カーソルや一括選択で、打ち直しを減らせる

指の動きが減ると、頭は「作りたいもの」だけに集中できます。