じゅんび・はじめの準備

フォルダとファイルって?

コードを書く前に、ファイルとフォルダを用意する方法。拡張子の意味、ファイル名のつけ方のコツ、VSCodeでフォルダをまるごと開く手順まで、はじめての人がつまずきやすいところを整理します。

VSCodeは手に入りました。でも、そのコードはどこに書いて、どこに残るの?その答えが「ファイル」と「フォルダ」です。すでに毎日使っているものなので、身構えなくて大丈夫。ここで言葉の整理をしておきましょう。

すでに知っているもの

スマホで撮った写真、ダウンロードした資料。あれが全部ファイルです。そして、それらを整理してしまう「箱」がフォルダ。

プログラミングも同じ。書いたコードは「ファイル」として保存され、それを「フォルダ」にまとめておきます。新しい概念ではなく、いつものパソコンの仕組みそのままです。

これから作るWebページも、最初はファイル1枚から始まります。でも作品が育つと、HTMLのファイル、見た目を決めるファイル、画像……と家族がどんどん増えていきます。だからこそ、最初に「この作品の持ち物は全部この箱に入れる」というフォルダを決めておくのが大事。散らからず、迷子にならず、あとで人に渡すときもフォルダごと渡せばすみます。

拡張子=ファイルの「種類名」

ファイル名のうしろには、.(ドット)に続く短い文字がついています。これを拡張子(かくちょうし)といい、そのファイルの種類を表します。

ファイル名の例種類
写真.jpgjpg = 画像
資料.pdfpdf = PDF書類
index.htmlhtml = HTMLファイル(これから作るもの!)

つまり、HTMLを書いたファイルには.htmlという拡張子をつけます。名前のうしろの合図で「これはHTMLだよ」とパソコンに伝えているわけです。

名前のつけ方に、小さなコツ

Web制作の世界では、ファイルやフォルダの名前に半角英数字の小文字を使うのが定番です。理由はシンプルで、作ったページはいずれインターネットに公開するもので、そのときファイル名はそのままページの住所(URL)の一部になるからです。日本語やスペースが入った名前は、住所にしたときに文字化けしたり、リンクがうまくつながらなかったりすることがあります。

  • よい例:web-practice、index.html、shima-photo.jpg
  • さけたい例:練習 フォルダ、ホームページ用!.html(日本語・スペース・記号)

単語をつなぎたいときは、スペースのかわりに-(ハイフン)を使います。いまのうちからこの流儀で名前をつけておくと、あとで直す手間がありません。

フォルダは「ファイル単体」ではなく「まるごと」開く

VSCodeでは、ファイルを1枚だけ開くこともできますが、これからは作業フォルダをまるごと開くやり方で進めます。フォルダごと開くと、左側にその箱の中身が一覧で表示されて、ファイルを行き来したり、新しいファイルを作ったりが全部その場でできるようになります。作品のファイルが増えてきたとき、この差がじわじわ効いてきます。

このレッスンのまとめ

  1. コードはファイルに書き、フォルダにまとめる
  2. HTMLのファイルには.htmlという拡張子をつける
  3. 名前は半角英数字の小文字が定番(スペースは-に)
  4. 作業フォルダをVSCodeで開くのが、作業の基地

やってみよう:作業フォルダを用意する

これから練習する場所(作業フォルダ)を、ひとつ作っておきましょう。

  1. デスクトップなど分かりやすい場所に、新しいフォルダを作る(名前はweb-practiceなど)
  2. VSCodeを開き、上のメニューの「ファイル」→「フォルダーを開く」を選ぶ
  3. さっき作ったフォルダを選ぶ
VSCodeの左側パネルに「Open Folder(フォルダーを開く)」ボタンが表示されている
左側パネルの「Open Folder(フォルダーを開く)」からでも同じ操作ができます。

するとVSCodeの左側に、そのフォルダの中身が表示されます。この「フォルダを開いた状態」が、これからの作業の基地になります。

よくある質問

拡張子とは何ですか?
ファイル名の最後につく「.html」「.jpg」のような文字で、そのファイルの種類を表す名札です。パソコンはこれを見て、どのアプリで開くかを判断しています。
作業フォルダはどこに作ればいいですか?
自分が見つけやすい場所ならどこでも大丈夫です。デスクトップや書類(ドキュメント)フォルダが定番です。あとで迷子にならないよう、場所を覚えておきましょう。
フォルダやファイルの名前は日本語でもいいですか?
動くことも多いですが、Web制作では半角英数字の小文字がおすすめです。日本語やスペース入りの名前は、あとでページを公開するときに文字化けやリンク切れの原因になることがあります。