HTML・はじめの一歩

タグって何?

HTMLの主役「タグ」。むずかしくありません。“はさむ”だけ。基本のかたちを、ここでしっかりつかもう。

タグは “ここは○○だよ” と教えてあげる目印でした。今回は、その目印のかたちをちゃんと知ります。ここさえ分かれば、HTMLの8割は読めるようになります。ほんとです。

開始タグと終了タグ

たとえば「これは段落だよ」と伝えたいとき、こう書きます。

<p>こんにちは。しまちゃんです。</p>

分解するとこうです。

部分意味
<p>開始タグ。「ここから段落が始まるよ」
こんにちは。しまちゃんです。中身
</p>終了タグ。「段落はここまでだよ」(/ が付く)

パンで具(中身)をはさむイメージ。上のパンが開始タグ、下のパンが終了タグです。開始と終了で同じ名前を使うのがポイント。<p> で始めたら、閉じるのも </p> です。

<p> ではさんだ中身が、そのまま1つの段落として表示されます。

タグは「種類」を表している

p はparagraph(段落)の頭文字。名前が変われば、意味も変わります。

<h1>しまちゃん</h1>
<p>おえかきがすきです。</p>
<h1> は大きな見出し、<p> はふつうの段落。名前がちがうと、見た目もちがうことが分かります。

<h1> は見出し、<p> は段落。同じ “はさむ” かたちで、名前だけを変えて種類を伝える——これがHTMLのすべての基本です。名前を差し替えるだけ、と思えば、たくさんのタグも急にやさしく見えてきます。

タグの中に、タグを入れられる

タグは、中にべつのタグを入れることもできます。これを入れ子(ネスト)と呼びます。

<p>しまちゃんは <strong>おえかき</strong> がだいすきです。</p>
段落の中で <strong> ではさんだ「おえかき」だけが太字になっているのが分かります。

<strong> は「ここは強調だよ」の目印。段落 <p> の中に、強調 <strong> がすっぽり入っています。箱の中に小さな箱を入れるイメージ。この“入れ子”はHTMLのいたるところで出てきます。

入れ子は“交差”させない

入れ子でひとつだけ守ってほしいのが、あとに開けたタグを、先に閉じること。箱の中の小さな箱を先に閉じてから、外の箱を閉じます。

<!-- ○ よい例:strongがpの中にすっぽり -->
<p>しまちゃんは<strong>おえかき</strong>がすき。</p>

<!-- × わるい例:閉じる順番が交差している -->
<p>しまちゃんは<strong>おえかきがすき。</p></strong>

わるい例は、外の箱(<p>)を閉じたあとに中の箱(</strong>)を閉じていて、箱がねじれた状態です。「中の箱から先に閉じる」——マトリョーシカと同じ順番、と覚えておきましょう。

このレッスンのまとめ

  1. タグは <名前></名前>中身をはさむ
  2. 終了タグには / が付く
  3. 名前で種類を伝えている(p は段落、h1 は見出し…)

よくある質問

終了タグを閉じ忘れるとどうなりますか?
エラー画面が出るわけではなく、ブラウザがなんとなく表示してくれることも多いです。ただしレイアウトが崩れたり、原因さがしに苦労したりします。開始タグを書いたら、先に終了タグまで書いてしまうのがおすすめです。
タグの名前は大文字で書いてもいいですか?
pタグをPと大文字で書いても動きます。ただ、いまは小文字で書くのが標準的な習慣で、教材や他の人のコードもほぼ小文字です。小文字にそろえておきましょう。
タグは何種類くらい覚えればいいですか?
タグは100種類以上ありますが、ふだんのページ作りでよく使うのは20〜30種類ほどです。丸暗記は不要で、レッスンで出てきたものから少しずつ手になじませれば十分です。