文章を書いていると、「ここだけは読みとばさないでほしい」という一言、ありますよね。そんなときに使うのが、文字を強調するタグ。今回は代表的な2つ、<strong> と <em> を覚えます。
大事なところはstrong
<strong> は「ここは重要だよ」という意味を持つタグです。多くのブラウザでは、はさんだ文字が太字で表示されます。
<p>お会計は <strong>現金のみ</strong> でお願いします。</p>こうすると「現金のみ」だけが太くなり、パッと目に入ります。ただの飾りではなく「重要」という意味を持たせている、というのがポイントです。
声色を変えるならem
<em> はemphasis(強調)の略。「ここは少し力を込めて読んでね」というニュアンスのタグで、多くのブラウザでは斜体(イタリック)で表示されます。
<p>これは <em>本当に</em> おすすめの一冊です。</p>声に出して読むとき、「“本当に”おすすめ」と少し強く読む——あの感じです。<strong> が「重要」なら、<em> は「言い方のニュアンス」。使い分けは、慣れてくれば自然と分かってきます。
2つを重ねて使う
「重要でもあり、言い方にも力を込めたい」ときは、<strong> と <em> を入れ子にして重ねられます。
<p><strong><em>絶対に</em>忘れないでください。</strong></p>太字と斜体が両方かかった見た目になり、「重要」と「ニュアンス」の両方の意味を持たせられます。ただし、これはここぞという場面だけの合わせ技。ふだんは<strong>か<em>のどちらか一方で十分です。
このレッスンのまとめ
- とくに大事なところは
<strong>(多くは太字になる) - 言葉に力を込めたいところは
<em>(多くは斜体になる) - どちらも「見た目」ではなく「意味」で選ぶ
