JavaScriptを学ぶと、すぐに「変数」という言葉に出会います。身構えなくて大丈夫。変数は名前をつけた箱のことです。
書いてみよう
let name = "しまちゃん";| 部分 | 意味 |
|---|---|
let | 「箱を用意するよ」の合図 |
name | 箱につけた名前 |
"しまちゃん" | 箱に入れた中身 |
以降 name と書けば、中の「しまちゃん」を呼び出せます。たとえば同じ名前を何度も使う場面で、いちいち書くかわりに name と呼ぶだけで済む——それが箱にしまっておくうれしさです。
数字も入れられる
箱に入るのは文字だけではありません。数字もそのまま入ります。
let age = 3;
let city = "北海道";文字は " " で囲み、数字はそのまま書く。この違いだけ覚えておけば十分です。数字を入れておけば、あとで「1増やす」といった計算にも使えます。
中身はあとから入れかえられる
「変(か)わる数」と書いて変数。その名のとおり、中身はあとから入れかえられます。
let count = 0;
count = 1;はじめ 0 を入れた箱に、あとから 1 を入れ直しています。この「入れかえ」ができるからこそ、「押すたびに数が増える」ような動きが作れるのです。
名前のつけ方には少しルールがある
「自由につけられる」と言いましたが、いくつかだけ約束ごとがあります。
- 使えるのは半角の英数字(と
_)。1stのように数字から始めるのはダメ - とちゅうにスペースを入れられない(
my nameはエラー) - 大文字と小文字は別あつかい(
nameとNameは別の箱)
スペースが使えないので、2つ以上の単語をつなげたいときは、2語目からの頭を大文字にしてつなげます。thanksMessage(thanks+message)のような形です。大文字の部分がラクダのこぶに見えることから「キャメルケース」と呼ばれる、プログラミングで定番の書き方です。
入れかえない箱:const
letとよく似た仲間にconstがあります。書き方は同じですが、constで作った箱はあとから中身を入れかえられません。
const city = "北海道";「入れかえる予定がない値にはconst、入れかわる予定がある値にはlet」——これが使い分けの目安です。実際のコードでは、letよりconstを使う場面のほうがよく出てきます。迷ったら、まずconstを試してみましょう。
このレッスンのまとめ
- 変数=名前をつけた箱
let 名前 = 中身;で箱を用意する- 中身はあとから入れかえられる(だから“変わる数”)
- 入れかえない箱には
const。迷ったらconstから